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頭痛の治療

日本人の3~4人に1人が頭痛を持っていると言われています。

緊張性頭痛

頭痛持ちの人の73%が緊張性頭痛と言われています。

頭の全周性に締め付けられるような両側性の頭痛・首にかぶさるような痛みが特徴です。

朝より夕方、週の初めより週末に症状が悪化することが多いのも特徴です。

頚部・肩の筋肉の持続的な収縮・緊張が原因となって生じると考えられていますが、抑うつ、不安などの心的因子が誘因となって症状が悪化する複合的な頭痛です。

※パソコン業務・同一姿勢保持の職業・管理職・病人の介護などが誘因となります。
※漫然とした鎮痛薬の使用は薬剤性の頭痛を引き起こすこともあるので、止めましょう。治療は姿勢の矯正・体操・筋弛緩薬・抗不安薬・光線療法・漢方薬・鎮痛薬など。筋肉の緊張が強かったり、循環が悪いことが強く関与している場合には、星状神経節ブロック・トリガーポイント注射・頚部硬膜外ブロック・後頭神経ブロックなどを考慮します。

片頭痛

頭痛持ちの26%が片頭痛。女性に多く(男性の4倍)、発症時に学業や仕事、家事の継続が困難になる場合には、深刻な問題になります。

痛みはこめかみから頭部の片側に広がることが多く、脈打つような痛みで吐き気をしばしば伴います。発作時の直前に目がチカチカすることがあります。労作で増悪し4時間~3日間持続します。

治療法は、予防として抗うつ薬、漢方薬、抗けいれん薬が有効。発作時はトリプタン製剤が有効。トリプタン製剤はよく効く薬ですが、10回/月以上使用しなければならない場合は、薬物によるあらたな頭痛を合併する可能性があるので、星状神経節ブロックや光線療法など薬物療法以外の治療も考慮します。

群発頭痛

頭痛持ちの0.03%が群発頭痛。20代30代の男性に多いと言われていますが、女性にも起こります。

起こり始めると毎日(夜間が多い)決まった時間に目の奥がきりきりえぐられるような激痛・じっとしていられないほどの頭痛が、1~2時間続きます。

涙・汗・鼻づまりなどの症状を伴うことも多いです。

連日起りますが数週間~数ヶ月で自然におさまって無症状の期間が続き、再び発作期に入るという繰り返しが特徴。予防薬は、プレドニゾロン・ベラパミル(頻脈性不整脈の治療薬)・バルプロ酸。発作時は、スマトリプタン皮下注射・トリプタン点鼻薬・酸素吸入が有効です。症状が強かったり、薬剤効果の出にくい場合は、星状神経節ブロック・光線療法等の併用を考慮します。

※アルコール・タバコ・夜更かし(不規則な生活)は症状の悪化を招きます。

頭痛の予防はできるか?

  • 誘因となる物質、生活パターンを避ける。
  • カルシウム拮抗薬(テラナスは保険適用)・抗てんかん薬(デパケンは保険適用)・抗うつ薬(トリプタノール)・βブロッカー(妊婦さんに使用)・ぺリアクチン(小児に使用)・漢方薬などが予防効果があり、患者様により使い分けます。
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